イチゴ

イチゴは家庭菜園で育てる野菜の中でも、とても人気があります。秋に植え付ければ、大体次の年の5月から6月頃に収穫することが出来ます。家庭菜園で育てるイチゴは、夕方頃に収穫すると甘みが増してとても美味しく食べることができます。
家庭菜園で植え付けをする場合は、先ず苗を購入することから始めましょう。イチゴの苗は、根の張り方が良く、葉がみずみずしいものを選ぶように気をつけることが大事です。植え付けする2週間くらい前に、堆肥や化学肥料、苦土石灰をすきこんでおきます。
10月の秋真っ盛りの頃に、日当たりのいい場所に植え付けをします。この時、いちごの苗の成長点が地表から出るように注意して下さい。また、各々の苗の走りづるの切れ端の方向を同じにしておくことで、後の工程を楽にすることができます。
1月頃と開花時に化成肥料の追肥を行います。2月前半には水分保持、雑草の抑制、土の保温、マルチングか開花時の敷きわらをすることで果実への土の跳ね上がりを防ぎます。家庭菜園に効果的といわれているのが黒フィルムをすることです。苗が成長を始める3月中頃には、枯葉やマルチなどを排除して、根元をさっぱりさせたら土寄せを行います。
イチゴは走りづるが株から出て子株を増やせるのですが、親株から一つ目の株は使えません。走りづるは片側を2センチほど残して反対側を短くカットします。さらに、鳥害防止のために、収穫前に園芸用のネットなどをかぶせておくと良いと思います。