秋の家庭菜園

カブ

 

 

カブは葉も実も美味しく食べられ、家庭菜園でも意外と簡単に作ることができる野菜のひとつです。日本で昔から栽培されているカブというものは、全国各地でその気候に合わせて作られているため、現在では何と80品種のカブがあるそうです。

 

 

カブは煮物や漬物にして食べると非常に美味しい野菜です。栄養価を比べてみると、葉のほうが実よりも高いそうです。炒めて調理したりすることもできますので、家庭菜園でカブ育てて効果的に食事に取り入れてみるのも良いと思います。

 

 

カブは夏の暑さに弱いために、家庭菜園では秋に作るのが最適といえそうです。また、害虫を避けようと思うのであれば、晩秋に種蒔きをするのが良いと思います。土作りは種蒔きをする7日から14日ほど前に行いましょう。化学肥料と石灰を園芸用の土に混ぜて用意しておきます。

 

 

地植えの際には20cmから30cmの深さに掘っておきます。もちろん家庭菜園ですので、プランターを使って作ることもできます。カブの種は2cmほどの間隔で蒔いていきます。5日ほどで芽が出てきますから、葉が茂ってきたら2回から3回間引きをし、カブの間を10cm間隔くらいにします。

 

 

大体、秋の種蒔きから計算して50日~60日くらいで収穫までたどり着きます。あまり大きく育ち過ぎるよりも、直径が5cmから6cmくらいの時に収穫するのが良いと思います。